~捨て猫~

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『どこだ…?』 辺りを見渡しながら、歩いていると、不意に、ダンボールが目に止まった。   何故か急いで行かなきゃ行けない気がして、急いで向かった。   そこにいたのは、黒色で、緑の瞳をした仔猫…。 震えて、少しウルウルした瞳で、こっちを見てきた。   「よしよし…。」 思わず抱き上げる。 ダンボールの中には、猫以外には「この子を拾ってください」 と書かれた紙以外は、何もなかった。   『無責任なやつ…。』   「俺の家に行こうな?」 瞳をジッと見つめながら話した後、その仔猫を連れて帰った。
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