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朝、寝惚けながら俺は仔猫を抱き寄せた。
しかし、何か変なのである。
明らかに人間だと思われる腕が、俺の体を抱き締めてるからだ。
飛び起きて布団を捲ると、そこには猫ではなく、
猫耳と尻尾を生やした全裸の少女が寝転んでいた。
「うわぁっっ!!?」
あまりの驚きに、俺はベットから転がり落ちた。
「ん…っ…ぅ…」
彼女は俺が落ちた音で目が覚めたらしく、起き上がり、欠伸をしはじめる。
見た目は…
サラフワな胸まである黒髪に、黒い猫耳と尻尾を生やし、さらに言えば…スタイル抜群。
彼女は俺に気付き、俺が否定したかった全てを現実にしなければいけない一言を発して、俺に抱きついてきた。
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