~擬人化○○~

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「おはようございます。ご主人様。」 かなり可愛らしい満面の笑みを浮かべ、ギュッと抱きついてきた。   少し冷静になりながら、俺は口を開いた。   「お、おはよ。君は…昨日俺が拾った仔猫?」   「そうですよ?どうかしました?」 クリッとした緑の瞳で、ジッと俺を見つめてくる。   「わ、わかった。そいや、君名前は?」 聞くと、寂しそうな表情をしながら、「ありません…。」とだけ答えた、
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