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手紙には...
真人さんへ(父の名前)
『私のワガママをきいてくれてありがとう。
もし私がこのまま死ぬことになってもあまり悲しまないでください。
貴方には新しい家族が増えるのだから。
男の子か女の子どちらかわからないけど可愛がってあげてね。
真人さんは女の子がいいなって言ってたね。私はきっと女の子だと思う。そんな気がする。
予定日通りに産まれると12月26日に産まれることになるね。
クリスマスと誕生日が近いからって１回で終らせたらダメだよ。
ちゃんと笑ってお祝いしてあげてね。
クリスマスはケーキとお肉かな？(定番過ぎかな？)
誕生日は２人の好きなもの食べてね(真人さんはお寿司だよね♪)
私たちの子供が産まれたら笑っていてください、どんなことがあっても。
子供の名前は男の子でも女の子でも『まや』がいいな、(真人の『ま』と亜夜の『や』ね)
漢字は真人さんが決めてね。
あと、真人さんは『お前が居なくなるのに、子供を幸せにする自信も幸せになる自信もないよ』って言ってたね。
あなたもマヤも幸せになれるよ、大丈夫だからね。
最後に真人さんへ...
私は幸せでした、まやのことも幸せにしてあげてね、だからありがとうとヨロシクお願いします
まやへ...
お父さんを大切にね、あと何もしてあげれなくてごめんね。
(私の死んだ理由はマヤが20歳になるまで隠しておいてね)
私の心残りは貴方から離れることと自分の子供を抱けないということです。
でも幸せでした
by亜夜
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