パニック

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「なんですか?」 動揺しつつ冷静に答えた。 「あぁ。」 早く向こうに行って… あたしは、そう心の中で何度も叫んだ。 その願いは叶わなかった… 店長が後ろから抱きついてきてる…‥ 「もぅやめてッ!!!!彼女いるのに何でするん!?」 店長は急に笑いだした。 「彼女って。はっはっ。」 「何がおかしいん…?」 「友達やで。」 店長が耳元で囁いてきた。 この人は、女なら誰でもできるんだ…あたしも、その1人… そう考えると、悲しくなってきた。
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