記憶。

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記憶。

     気付くと僕は、暗闇の中にいた。    目を開けても何も見えない。    会いたいな…梨果チャンに。  ねぇ。僕は今どこにいるのかな。。  一人は恐いよ…。      僕は重い体を動かし、端はあるのかと歩いてみた。   意外と端は近くにあった。そして触れてみると、馴れ親しんだ檻の感触だった。      そして、そこにいると梨果チャンがいるようなあたたかい気持ちになった。    そういえば、僕はお別れするときいつも背を向けていたから、あの娘がどんな顔で僕に触れていたのか知らないや…。  今になって、見ておけばよかったなんて遅すぎるのに…        なんだか眠くなってきたな。。おやすみなさい…            大好きだよ梨果チャン…
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