届かぬ想いと過ぎる時間(オリジナル)

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この夜が全て嘘だったとしても 夢で眠る、二人は気付けずに せめて今夜…今だけは笑顔で居れるように わがままを聞いてください   一握り…揺れる視界、軽い幻覚と冷めぬ夢 現実逃避「…イマ君ニ逢イタイ」 言葉と言葉…足りない時間 重なる想い…離れる距離 この夜が覚めなければいい なんて何度考えただろう どうせ叶うはずもなくて… また夜が近づく度に…君を想う気持ち溢れ また幸せと切なさ繰り返す   そんなの今も分かっていて でも君に逢イタイ…君が足リナイ 呼びかけても君はいない 僕はただ君を想い、ただ夜を待つだけ   降り積もる星のように 募る想い君に見えたらいいのに… この暗闇をどうか照らしてください この想いが届くよう…   この夜が全て嘘だったとしても 夢で眠る、二人は気付けずに せめて今夜…今だけは笑顔で居れるように わがままを聞いてください   とめどなく幾度と夜を数えては 君を想い 涙も枯れるから 僕の全て捨ててもいい 君に逢えるなら だからお願い 君を咲かせて
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