遊園地の遊園地による遊園地の為の小説

メリーゴーランド

園長に僕は聞いてみた

｢彼女のそばに行きたいんだ、どうにかしてくれないかい？｣

園長は困った顔をしてこう言った。

｢お前もそう思ってるのか？彼女もお前のそばに来たいと言っていたぞ｣

僕は嬉しかった彼女は僕のことなどまったく知らないだろうと思っていたからだ。

彼女と話したいがとてもじゃないが僕の声が届かないところにいる彼女…。