19人が本棚に入れています
本棚に追加
テリーは、街に出た…寝静まっている筈の街は、満月の為明るく思えた…
彼は、歯車の夢をみた時に欠かさずやっている事がある…
それは、守れなかった君に花を渡すためだ…
「こんな時間にあっこは開いてないょな…時間をつぶすか…」
周りに誰も居ないのに何故か声をだしてしまった…それは、君に捧げた言葉だったのか…
街をさまよっていると…一軒のバーを見つけるのだった…
「ここは…君と初めて会った場所だな…」
そう、あの日君と偶然出会ったのだ…
テリーは気が付くと…頬が濡れていた…涙を袖でなぞると、テリーはそのバーに入っていった…
またしても、ここが物語の始まりだとを思わずに…
最初のコメントを投稿しよう!