プロローグ~†魂無き者2006.07.11†~

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裏路地に一本はいった所にある、  「デッドマンズQ」  に独りの客が入っていった…  カラン…    「いらっしゃい…」   店主であるデッドか声をかけるも、その客は目を伏せて…     「いつもの…」   それだけを言ったのちにカウンターに座り黙る… デッドは黙って、その客に「いつもの」をつくり客に受け渡す…    その客は、独身で20前半で無口でスーツ姿…会社帰りのようにおもっていた…いつも開店してすぐにきて「いつもの」を頼み2時間近く座って金だけを置き去っていく…   まさか…その客が………だったとは…誰しもおもわなかった…   店を出ていく間際…カラン…っと音をたて扉が開いた…運命の歯車は回りだした…
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