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裏路地に一本はいった所にある、
「デッドマンズQ」
に独りの客が入っていった…
カラン…
「いらっしゃい…」
店主であるデッドか声をかけるも、その客は目を伏せて…
「いつもの…」
それだけを言ったのちにカウンターに座り黙る…
デッドは黙って、その客に「いつもの」をつくり客に受け渡す…
その客は、独身で20前半で無口でスーツ姿…会社帰りのようにおもっていた…いつも開店してすぐにきて「いつもの」を頼み2時間近く座って金だけを置き去っていく…
まさか…その客が………だったとは…誰しもおもわなかった…
店を出ていく間際…カラン…っと音をたて扉が開いた…運命の歯車は回りだした…
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