プロローグ

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私は活発で、いつも笑顔で明るい子供だった けれどいつからか本気で笑う事も、誰かに真っ直ぐに向き合う事もなくなってしまった いつから私はこんなにつまらない人間になってしまったのだろう いつの間にか他人と深く関わる事を避け、自分の本音を決して他人には言わなくなっていった 他人に期待する事なんて馬鹿らしい、だからといって自分を特別だと思った事は一度もない むしろ逆に自分の存在価値さえもを見いだせずにいた
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