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「冷たっ……」
予想していたよりも床が冷たくて、ついベッドに足を引っ込めてしまった。
しかし時間が迫っていたため、意を決して僕は一気にベッドから飛び出した。
「寒い……」
部屋の気温が僕の体温を少しずつ奪っていったが、しばらく立っているとそれにも慣れた。
そして僕はドアの横にある、インターホンを押した。
ピンポーン
しばらくして、モニターに1人の女の人が映った。
『おはよう。今日は寝坊したのかしら?』
女の人はくすっと笑いながら言った。
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