プロローグ

2/12

114人が本棚に入れています
本棚に追加
/910ページ
・・・ ・・・・・・ 「・・・ここは・・・どこだろ・・・」 ・・・ ・・・・・・ 一人の少年は闇の中に浮いている 「たす・・・けて・・・」 「・・・声・・・?」 女性の声が闇の中で少年の耳に届く 「仲間と・・・ともにせか・・・い・・・を救って」 「・・・誰・・・?」 「十二個・・・指輪を・・・さが・・・して・・・せか・・・い・・・を・・・」 「・・・きみは・・・誰・・・?」 しかし、女性の声はもうしない 少年は目を覚ましあたりを見渡した 何もない草原にただ一人で横たわっている 「さっきの声は誰だろう」 空を見上げる・・・ 「ここはどこだろう・・・なぜ僕はここにいるんだろう?」 「何も思い出せない・・・」 少年の手の上で陽の光を受けて指輪が輝いていた
/910ページ

最初のコメントを投稿しよう!

114人が本棚に入れています
本棚に追加