第1章「旅立ち」

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僕は部屋のベッドに座り モーツァルト先生の話を聞いていた 『うまの合わない司教の元で働かされいい思い出が一つもない』 「だから、ウィーンに移り住んだんですか?」 『まぁ、そんなものだ』 僕はモーツァルト先生の事をあまりにも知らなすぎる 少しでもモーツァルト先生の事を知ろうとしている僕がいた サリエリ先生の事も もっと知りたい 2人の事をもっと知りたい 僕はそう思った 『私のことをもっと知りたい…だと?』 僕はドキッとした 『お前の強い想いが、私の中に流れてきたぞ』 魂と会話が出来るのはまんざら嘘ではないようだ
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