第1章「旅立ち」

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『何が知りたい、宮廷に呼ばれサリエリに会った時の事か?それとも私の最期か?』 モーツァルト先生は怪しげに笑いながら僕を見た 『さぁ何が知りたい』 まるで悪魔に言われているような気分になった 突如として頭の中にレクイエムが響き渡り 生きた心地がしなかっただが、知りたかったモーツァルト先生の最期を だから僕は答えた 「モーツァルト先生の最期が知りたいです…」 『いいだろう』 モーツァルト先生はそう言うと話し始めた
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