小5

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「せ、雪夜君!?」 「あ、ゴメン…怪我は…無いね」 「それより雪夜君は!?」 「と、とりあえずどいてくれぇ~」 「え?キャッ!?ご、ゴメンね!!」 乗ってる一人がやっと降りてくれた。 重力の偉大さを改めて知った気がする。 人が集まってきた。 心なしか男子の目線が痛い… 女子は黄色い悲鳴をあげている。 そんな中で一人だけ殺意の目を向けている人が居た。 姫こと麻菜その人だ。 「ヤバい…死んだな」 人知れず覚悟をした瞬間だった。 その後は何の問題も無く授業は進んで放課後になった。 授業中に紙が投げられて見ると… 『放課後、教室』 とだけ書いてあった。 ある意味の死刑宣告だと理解した。 そして問題の放課後… 「せ~つ~や♪」 聞こえる…悪魔の声が… 「…な、ナンデスカ?」 「何を怯えてんのかな♪声が裏返ってるよ?」 「な、ナンデモナイデス…」 「じゃあ帰ろっか♪」 「は、ハイ…」 僕は生きて帰れるだろうか…
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