小5

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「さすが雪夜♪じゃあ早速…ハイッ!」 唐突にバックを突き出された。 「…?何これ?」 「何って…家来は荷物持ちでしょ?」 あぁお姫様…最初から挫折しそうです… 「…分かったよ」 「敬語!」 「分かりましたよ。姫」 「ん~よろしい♪」 なんでそんなに嬉しそうなんだ? お前ドSだろ? 「で?お次は何を致しましょうか?」 「ん~ブランコ押して♪」 そう言ってブランコに座り込んだ。 結局はやること無いのかい! 「分かりましたよ…あ!奢りとかは無しだよ?普通は姫の方がお金持ちでしょ?」 「…そ、それは空想でしょ?それより敬語を使ってよ!」 「いや…空想じゃなくて王族がお金持ちってのは常識ですよ?」 「む~」 「姫。膨れないで下さい」 「あ!クーデターが起きて逃げたっていう設定ね?」 「いきなり現実的にならないで下さい。しかも設定って…」 「まぁ…いいじゃない。次は駄菓子屋に行こうよ」 「あ、待てって…じゃなくて待って下さいよ!」 この頃はその日だけで終わるか1週間で終わると思ってた。 それがこんなに続くなんて…
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