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「雪夜♪よろしくね」
麻菜こと姫はにこやかにブツを渡してきた。
「…う〇い棒?」
「わ、悪いの!?」
「いえ、なんでもありません」
「そう…」
やはり僕が奢らねばならぬのか?
小5にして世間の厳しさを知らねばならぬのか?
残酷です…
ま、10円だけど…
「僕の金銭事情も気にしていただけると助かるのですが?」
「ん~考えとくよ」
「麻菜がそう言うと無理だな…」
「麻菜?ひ・め!姫!H・I・M・E!」
「わかりましたよ…姫」
母上…父上…僕はとんでもない遊びに首を突っ込んだのかもしれません…
サイフの中身が焼肉のように消えそうです…
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