果てしなき戦い

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窓の外から眩いばかりの太陽が照りつけている。 俺は、お尻の穴と股間を押さえて倒れていた。もう冬だというのに大量に汗をかきながら… 事の発端は六限目、数学の授業中に起きた。今日はテスト前日だというのに担当の市●先生は休みだった。 自習なので休み時間同様、クラスの大半の生徒は遊び騒いでいる。 俺は自分の席に座りテスト勉強をしていた。 ところが、いきなり頬に痛みを感じた。 周りを見渡すと紙ボールが落ちている。 いったい誰が。と思い紙ボールを手に取り顔を上げると、ニヤニヤとこっちを見ている奴がいた。 猿●だ。奴はいつも俺に絡んでほしいからとちょっかいを出してくる。 俺は手にとった紙ボールを奴目掛けて全力投球。 みごと顔に命中した。 さすが俺。と内心思い、席につき勉強を再開した。 しかし一分もたたぬうちに再び頭に痛みを感じた。また猿●がボールを投げつけてきたのだ。そうとう俺に絡んでほしいらしい。
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