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こんなに清々しい朝を迎えられるなんて幸せだな。と、心の中で感じた。
そう思ったとき突然私の携帯電話が鳴りだした。
「はい、如月です。」
「もしもし、俺だけど……」声の主は『水無月 勲(みなづき いさむ)』だった。
彼は私の勤める会社の上司で奥さんがいるにも関わらず私と付き合っている人だ。しかも、奥さんには内緒にしていていわゆる、『不倫』というものだ。不倫といってもどこからどこまでがそうなのか人に寄っては異なるが決め手となるのはやっぱり肉体関係だと私は思う。
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