最終章「絶望の終幕」

2/7
前へ
/36ページ
次へ
「みんなありがとう」 眼鏡は照れくさそうに 笑って言った 友達が眼鏡の作品だけで演奏会を開いたからだ 友達がみな帰った後 『早く絶望の調べを奏でろ』 私はそう呟いた 「僕は根暗じゃないんで先生の好みの曲なんて演奏出来ませんよ💧💧」 眼鏡は呆れ顔で答えた 『つまらん!』 私は仕方無くいじけることにした 「もぅ、いじけないで下さいよ💧」 そう言うと眼鏡はレクイエムを弾き始めた
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加