第1章「歓喜の後」

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ーゼヒターの家ー ……退屈だ コイツらいつまで話しているつもりだ もう2時間経っているぞ 会話に参加出来ないし する気もない …退屈すぎて困る そうだ! 少し遊んでやる 『フゥ』 私はあまりに退屈だったのでテーブルの上の蝋燭を吹き消した 「なんだ!?」 ゼヒターはやはり驚いていた 「何やってるんですか!!」 眼鏡には、このようにすごい勢いでツッコまれる 「誰と話してるんだ? フランツ」 そして、こういう展開になる 「何でもないよ💦💦 き、今日はもうそろそろおひらきにして、寝ようよ💦💦💦」 「そうだな、じゃぁ部屋に案内するよ」 そう言うとゼヒターは席を立ち部屋へ案内した ーゼヒターの家・二階ー 「ここの部屋だよ。 好きなように使ってくれ じゃぁ、お休み」 「ありがとう、お休み」 眼鏡はゼヒターが部屋に入るのを確認すると 自分も部屋に入った 「ふぅ~」 流石に眼鏡は疲れているようで 疲れが顔にも出ている 「次はウィーンかぁ…」 『何?何か情報があったのか??』 「さっきゼヒターに聞いたんです」 いつの間に…… 散々世間話していたくせにいつの間にそんな話をしていた 私はそんな思いで話を聞いていた 翌日、ゼヒターに礼を言うと再び私達は旅立った 音楽の都ウィーンへ…
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