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ーゼヒターの家ー
……退屈だ
コイツらいつまで話しているつもりだ
もう2時間経っているぞ
会話に参加出来ないし
する気もない
…退屈すぎて困る
そうだ!
少し遊んでやる
『フゥ』
私はあまりに退屈だったのでテーブルの上の蝋燭を吹き消した
「なんだ!?」
ゼヒターはやはり驚いていた
「何やってるんですか!!」
眼鏡には、このようにすごい勢いでツッコまれる
「誰と話してるんだ?
フランツ」
そして、こういう展開になる
「何でもないよ💦💦
き、今日はもうそろそろおひらきにして、寝ようよ💦💦💦」
「そうだな、じゃぁ部屋に案内するよ」
そう言うとゼヒターは席を立ち部屋へ案内した
ーゼヒターの家・二階ー
「ここの部屋だよ。
好きなように使ってくれ
じゃぁ、お休み」
「ありがとう、お休み」
眼鏡はゼヒターが部屋に入るのを確認すると
自分も部屋に入った
「ふぅ~」
流石に眼鏡は疲れているようで
疲れが顔にも出ている
「次はウィーンかぁ…」
『何?何か情報があったのか??』
「さっきゼヒターに聞いたんです」
いつの間に……
散々世間話していたくせにいつの間にそんな話をしていた
私はそんな思いで話を聞いていた
翌日、ゼヒターに礼を言うと再び私達は旅立った
音楽の都ウィーンへ…
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