あいつ

3/6
前へ
/100ページ
次へ
あいつは鈴木 智也[スズキ トモヤ]。 俺のクラスメートだった。 中学の入学式の日。 俺はあいつに惚れた。 俗に言う一目惚れだった。 出席番号が近かったぶん、話す機会が多かった。 同じクラスになって半年もたたない内に 俺はあいつにに告った。 長い年月がたつにつれ、 あいつへの心が変わりそうだったから。 どうせひかれるのがオチだと思っていた。 だけどあいつは俺を受け入れてくれた。 すごく嬉しかった。 でも、 それと同時に心配もあったんだ。
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

223人が本棚に入れています
本棚に追加