大輝

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苛々しながらも、 彼とのメールを続けた。   【大丈夫…大丈夫…】   と、自分に言い聞かせながら。   「お前が、あんなタラシでいいって言うなら別にいいけど…ただ、友達は大事にしろよ?」   雅也は私が女友達とは関わらず ずっと大輝といる事を知って 心配して言ってくれたのだろう   だけど、うざい奴… としか感じなかった。   「あんたには関係ないでしょ!?もう私の事に首、突っ込んでこないで…私は友達なんかいらない。大輝がいれば他なんて」   ハッ、として教室を見回すと クラスメート全員が私を見ていた。
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