美音 稟とビネイ

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俺はガキの頃から地下部屋に入り浸って音楽ばっか聞いてたせいか今歌うことができる自分がいる。 扉を開けると普通の二階建ての家、特別なのは地下部屋のみ 朝食なんてとってる暇はなかった 全てを速やかにすませ、玄関に走り、靴の後ろを折った状態で玄関の扉を開け、青空が広がる外にでる。 親などは俺の音楽の邪魔をしたくないらしく家を空けている。 親の暖かみも良い詞になるんだがな… 学校に走りながらそんな事を考えていると、自分の右手から音が流れる、すっと右手を自分の顔に近ずかして ピッと押す 『ああ、おはようございます。ビネイさん』 彼はなぜ俺の事をビネイと言うか、それはメディアと普段を分けているから 日本人で歌えなるのはビネイのみ ビネイの音楽は常にバカ売れだ 『おはよう、どうしたの?』 『実はビネイさんに重大なお話がありまして…』 『重大な話?仕事関係か?』 俺は走りながら順調に話を進めていく 『はい…ちょっと長い仕事になりますので、お話は我が社で説明いたしますので、学校が終わりしだいYAMAHA本社にお立ち寄り下さい』 『わかったよ、そろそろ学校だからきるね』 『では、お願いします。』 長い仕事かぁ…面倒だか高報酬なら受けるかな…
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