194人が本棚に入れています
本棚に追加
?>>
「ちょっと待て」
サクレイル>>
「なんだ?」
俺は少女の問い掛けに足を止める
ルーミア>>
「はーなーせー」
?>>
「うるさい奴だ
退治するぞ」
ルーミア>>
「えい」
ルーミアが少女の頭を叩く
その拍子にルーミアが開放される
?>>
「痛っ
あ、ちょっと待て!」
ルーミア>>
「待たないのだー」
ルーミアは暗闇に消えていった
?>>
「たく…」
サクレイル>>
「俺は先を急いでるんだ」
?>>
「ん?あ、そうだったな」
サクレイル>>
「無駄な時間は過ごしたくない」
?>>
「そう急ぐなって
永遠亭に行きたいんだろ?」
サクレイル>>
「場所を知ってるのか!?」
俺は少女が、突然発した言葉に驚く
?>>
「まぁな」
サクレイル>>
「連れて行ってくれ!」
?>>
「まぁ良いけどさ
どうせ私も用事があるし」
サクレイル>>
「頼む!」
?>>
「分かったよ」
サクレイル>>
「ありがとう!」
俺は心の底から礼を言う
?>>
「一応名前だけでも名乗っとくか…
アンタって呼ばれたくないし
呼びたくないし」
サクレイル>>
「俺は"サクレイル"」
妹紅>>
「私は"藤原 妹紅"
よろしくな」
サクレイル>>
「よろしく」
妹紅>>
「それじゃ、行くか」
サクレイル>>
「あぁ」
俺は妹紅に道案内をされながら先を進む
そしてしばらく歩くと建物が見えてくる
サクレイル>>
「あそこか?」
妹紅>>
「その通り」
サクレイル>>
「大きいんだな」
妹紅>>
「まぁな」
俺と妹紅は永遠亭の目の前で止まる
俺は外観を見渡す
最初のコメントを投稿しよう!