第二幕 ~子の刻~

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    ?>> 「ちょっと待て」   サクレイル>> 「なんだ?」   俺は少女の問い掛けに足を止める   ルーミア>> 「はーなーせー」   ?>> 「うるさい奴だ 退治するぞ」   ルーミア>> 「えい」   ルーミアが少女の頭を叩く その拍子にルーミアが開放される   ?>> 「痛っ あ、ちょっと待て!」   ルーミア>> 「待たないのだー」   ルーミアは暗闇に消えていった   ?>> 「たく…」   サクレイル>> 「俺は先を急いでるんだ」   ?>> 「ん?あ、そうだったな」   サクレイル>> 「無駄な時間は過ごしたくない」   ?>> 「そう急ぐなって 永遠亭に行きたいんだろ?」   サクレイル>> 「場所を知ってるのか!?」   俺は少女が、突然発した言葉に驚く   ?>> 「まぁな」   サクレイル>> 「連れて行ってくれ!」   ?>> 「まぁ良いけどさ どうせ私も用事があるし」   サクレイル>> 「頼む!」   ?>> 「分かったよ」   サクレイル>> 「ありがとう!」   俺は心の底から礼を言う   ?>> 「一応名前だけでも名乗っとくか… アンタって呼ばれたくないし 呼びたくないし」 サクレイル>> 「俺は"サクレイル"」   妹紅>> 「私は"藤原 妹紅" よろしくな」   サクレイル>> 「よろしく」   妹紅>> 「それじゃ、行くか」   サクレイル>> 「あぁ」   俺は妹紅に道案内をされながら先を進む そしてしばらく歩くと建物が見えてくる   サクレイル>> 「あそこか?」   妹紅>> 「その通り」   サクレイル>> 「大きいんだな」   妹紅>> 「まぁな」   俺と妹紅は永遠亭の目の前で止まる 俺は外観を見渡す
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