194人が本棚に入れています
本棚に追加
俺がコッチの世界に戻ってきてから
もう、半年が経った
あっという間だ
妖夢>>
「はぁぁぁ!」
サクレイル>>
「まだ、踏み込みが甘い」
俺は妖夢の刀をレーヴァテインで受ける
そして弾く
妖夢>>
「やはり、手厳しいですね」
サクレイル>>
「まぁ、以前より大分良くなったけどな」
妖夢>>
「ありがとうございます」
俺は妖夢の特訓に付き合う
何故なら、妖夢の要望があったからだ
「もっと強くなりたい
そして、大切な人を守りたい」
妖夢が頼む時に発した言葉
その言葉を信じて特訓をする
妖夢>>
「サクレイル殿」
サクレイル>>
「どうした?」
妖夢>>
「少し試したいのですが…」
サクレイル>>
「何をだ?」
妖夢>>
「白玉」
妖夢はいつも一緒に居る
白玉にそういう
すると、一本の刀が出てくる
サクレイル>>
「大きいな…」
妖夢>>
「この間手に入れたんです」
サクレイル>>
「扱えるのか?」
妖夢>>
「それを試すんです」
刀の大きさは八尺(121cm)程
いつも持ち歩いている
楼観剣よりも大きい
小柄な妖夢にとって扱えそうにない
サクレイル>>
「大丈夫か?」
妖夢>>
「普段は持ち歩くことが出来ないので
白玉に預けているんです」
サクレイル>>
「まぁ、そうだろうな」
妖夢が鞘から刀を抜く
妖夢>>
「天叢雲…
神器・霊剣の一つです」
サクレイル>>
「意外に細身だな」
妖夢>>
「はい、なので然程重たくもありません」
サクレイル>>
「よし、来い!」
俺はレーヴァテインを構え
妖夢に踏み込んで来るように言う
最初のコメントを投稿しよう!