第一幕 ~災厄~

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  妖夢>> 「行きます…」   妖夢が俊足を使い、踏み込む そして、レーヴァテインとぶつかる   サクレイル>> 「おっ!?」   妖夢>> 「えっ!?」   確実に受け止めることが出来た しかし、受け止めた場所からは 荊のような霊気が伸び始める   サクレイル>> 「なんなんだ!?」   妖夢>> 「草薙…」   サクレイル>> 「え!?」   妖夢>> 「この刀の二つ名です」   サクレイル>> 「草薙…つまり草の剣ってか?」   俺は妖夢を押し弾き 後ろに跳び下がる   サクレイル>> 「あぶねぇ~」   俺の服が所々破けている 恐らく、草薙の霊圧の所為だろう   妖夢>> 「大丈夫ですか?」   サクレイル>> 「あぁ」   妖夢>> 「この刀は危ないですね…」   サクレイル>> 「そうだな… 一歩間違えれば、相手は瀕死状態だ」   妖夢>> 「この刀は封印します」   サクレイル>> 「それが良いだろう もし使うなら、どうしてもって時だけだな」   妖夢>> 「はい」   妖夢が刀を鞘に納め また白玉に渡す   妖夢>> 「それじゃ、特訓を続けましょう」   妖夢が白楼剣を持つ   サクレイル>> 「よし、かかって…」   俺は、言葉を全て発し終わる前に 言葉を止める 妖夢>> 「どうしました?」   サクレイル>> 「気のせいか…?」   妖夢>> 「何か心配事が?」   サクレイル>> 「悪い妖夢 一度博麗神社に行って来る」   俺はそういうと飛び上がる   妖夢>> 「それなら私もお供します」   後を追って妖夢が飛び上がる そして、博麗神社を目指して飛ぶ   妖夢>> 「一体どうしたんです?」   サクレイル>> 「嫌な予感がする…」
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