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妖夢>>
「行きます…」
妖夢が俊足を使い、踏み込む
そして、レーヴァテインとぶつかる
サクレイル>>
「おっ!?」
妖夢>>
「えっ!?」
確実に受け止めることが出来た
しかし、受け止めた場所からは
荊のような霊気が伸び始める
サクレイル>>
「なんなんだ!?」
妖夢>>
「草薙…」
サクレイル>>
「え!?」
妖夢>>
「この刀の二つ名です」
サクレイル>>
「草薙…つまり草の剣ってか?」
俺は妖夢を押し弾き
後ろに跳び下がる
サクレイル>>
「あぶねぇ~」
俺の服が所々破けている
恐らく、草薙の霊圧の所為だろう
妖夢>>
「大丈夫ですか?」
サクレイル>>
「あぁ」
妖夢>>
「この刀は危ないですね…」
サクレイル>>
「そうだな…
一歩間違えれば、相手は瀕死状態だ」
妖夢>>
「この刀は封印します」
サクレイル>>
「それが良いだろう
もし使うなら、どうしてもって時だけだな」
妖夢>>
「はい」
妖夢が刀を鞘に納め
また白玉に渡す
妖夢>>
「それじゃ、特訓を続けましょう」
妖夢が白楼剣を持つ
サクレイル>>
「よし、かかって…」
俺は、言葉を全て発し終わる前に
言葉を止める
妖夢>>
「どうしました?」
サクレイル>>
「気のせいか…?」
妖夢>>
「何か心配事が?」
サクレイル>>
「悪い妖夢
一度博麗神社に行って来る」
俺はそういうと飛び上がる
妖夢>>
「それなら私もお供します」
後を追って妖夢が飛び上がる
そして、博麗神社を目指して飛ぶ
妖夢>>
「一体どうしたんです?」
サクレイル>>
「嫌な予感がする…」
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