第一幕 ~災厄~

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  妖夢>> 「え?」   サクレイル>> 「妖夢、スピードを上げるぞ!」   妖夢>> 「あ、はい」   俺は今まで以上のスピードで飛ぶ その後を少し遅れて妖夢が付いて来る そして、博麗神社に到着する 博麗神社とは、思えない程に荒れた 博麗神社に…   妖夢>> 「ひどい…」   サクレイル>> 「クソッ!的中しやがった!」   妖夢>> 「あそこに誰か倒れてます!」   俺と妖夢は駆け寄る   妖夢>> 「見かけない顔…」   サクレイル>> 「おい!大丈夫か!?」   ?>> 「!? …はい」   少女は一度驚いた顔をする そして、一言答える   妖夢>> 「意識はありますね」   サクレイル>> 「あんた立てるか?」   ?>> 「どうにか…はい」   少女は立ち上がる 年齢は大体13歳ぐらいだろうか? 体格は小柄で 顔つきが幼い 黒色の髪が光に反射し 漆黒の光を放っている   サクレイル>> 「ここで何があった?」   ?>> 「わかりません…」   サクレイル>> 「何故分からない!? お前も居たんだろ!?」   妖夢>> 「サクレイル殿!」   俺は起き上がった少女に 掴みかかっていた   サクレイル>> 「…すまない」 ?>> 「…いえ」   妖夢>> 「霊夢殿は?」   ?>> 「ここの巫女様ですか?」   サクレイル>> 「知っているのか!?」   ?>> 「確か中に…」   少女は指を指して 居場所を教える   サクレイル>> 「わかった 妖夢はそこに居てくれ」   妖夢>> 「はい」   ?>> 「巫女様とあと一人、中に居るはずです」
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