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サクレイル>>
「どんな格好をしていた?」
?>>
「帽子を被って、箒を持ってました」
妖夢>>
「魔理沙殿」
サクレイル>>
「分かった」
俺は走り出す
少女が指を指した方へ
そして、土足のまま部屋に上がる
サクレイル>>
「…嘘だろ?」
俺の眼に映った光景
それは血を流しながら倒れている
霊夢と魔理沙
サクレイル>>
「おい!しっかりしろ!!」
霊夢>>
「…サク?」
サクレイル>>
「大丈夫か!?」
霊夢>>
「私は…ある程度…
でも…魔理沙が…」
サクレイル>>
「え?」
俺は魔理沙に視線を向ける
霊夢>>
「私をかばって…
怪我は魔理沙の方が大きいはず…」
サクレイル>>
「香霖堂に連れて行く」
俺は魔理沙を担ぐ
霊夢>>
「その方がいいわ…」
サクレイル>>
「霊夢は妖夢に任せる」
霊夢>>
「妖夢も…
来てるの…?」
サクレイル>>
「今、妖夢を呼ぶ」
俺は外へ行き妖夢に声を掛ける
そして妖夢は急いで霊夢の所に向かう
サクレイル>>
「お前はどうする?」
?>>
「私も…付いて行きます」
サクレイル>>
「飛べるのか?」
?>>
「はい」
サクレイル>>
「一刻を争う
全速で飛ばす」
?>>
「頑張ります…」
俺は飛び上がり
香霖堂へ向かう
少女も傷を負いながらも
後ろを付いて来る
しばらく飛ぶと香霖堂に着く
そして、急いで中へ運ぶ
霖之助>>
「いらっしゃ…」
サクレイル>>
「頼む!」
霖之助>>
「何があったかは、後で聞こう」
霖之助は状況を一目で把握したらしい
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