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「それでこっちの可愛い女の子が新堂しのぶちゃん!高3だよ~っ」
「わわっ!紹介ありがとうございます雪さん!えと、七色の派閥の朱の蝶を担当している者です。朱い蝶が彫られたペンダントを持ってます。何故かリーダーになっちゃって…義兄さんに無理矢理派閥に入れられちゃって…今は慣れたけど初めは最悪だって思ってました。周りの子は色々迷惑掛けるし義兄さんは楽しむし本当に最悪でした」
「(…口には言えないが、しのぶさんは結構腹黒い。満面の笑みで最後は締めたよ)…ごほん。で、こっちは…」
「僕の名前は五十嵐 零だよ!レイくんって呼んで欲しいなぁっ!んとね、小学2年生なのーっでも、七色の派閥の黒の狼なんだ!狼が描いてある指輪を持っているよ。僕、お姉さん達と仲良くなりたいなぁっえへっ!…男は論外。お呼びじゃねえよ」
「……はい、腹黒い五十嵐の弟でしたー。他にも色々活動してるが一応代表としては以上で良いだろ」
「んー…後は翼くんの弟の司くんが居るけど今は居ないね。だから簡単な紹介だけ、翼くんとは二卵生双生児の司くん。顔や身長が瓜二つ。性格は自分の意志を貫く子、そして危険な匂いがかなりしてる。…性格は少し説明に困るよね」
「俺に振るな。アイツの話なんかしたくねえよ」
「あらら…。兎に角、司くんの活躍は人影以降からたっぷりあるよ。作者曰わく何だか翼くんより司くんの方が人気出そうで怖いみたいだよ」
「…!?何だと…あんな奴に絶対負ける気しねえ!!」
「双子は永遠のライバルだね。うんうん、翼くんも燃えてきたところで『人影』からどうぞお楽しみ下さい!」
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