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そう感じたことを、彼女に伝えた。
「僕、君のことを守りたいと思った。
君と少しずつでもいい。仲良くしていきたいんだ。
君となら、どんなことが待ち受けていたとしても、乗り越えられる気がする。
こんな僕じゃ、だめかな」
「ううん、そんなことない。
男の人からそんな風に思われるのは嬉しいことだし。」
「ありがとう。
じゃあ、携帯の番号とアドレスの交換しようか」
「うん」
僕と彼女はお互いの携帯の番号とアドレスを紙に書いて渡した。
「今晩、メールしていいかな」
彼女に聞いた。
「うん、いいよ」
「ありがとう。
じゃあ、夜メールするね」
そこで、僕らは別れた。
彼女は外に出ていきました。
僕は祐貴の病室に行った。
一緒に病院に来た謙はすでに帰っていた。
それもそのはずである。
あれから、僕と彼女は一時間以上も喋っていたのだから……。
祐貴に持ってきたお菓子を渡して、「早く元気になれよ」と話して帰った。
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