いざ、次の街へ

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俺は妙案を思い付いた。 …魔法で建物創れば良いんじゃないか? 霞が「ああ、名案だね。」と言った。 「でも何て書く?漢字じゃなきゃならないでしょ?建物じゃダメなんじゃない?」 雫は切り返した。 …確かに何て書けば良いだろうか… 「小屋で良いんじゃないかなぁ?」 霰が言う。 「あっ!そうか。その後で部屋を分ければいいね。」 霞も思い付かなかったのだろう。 霰を褒めていた。 …じゃあ俺は別小屋でも創るよ。と俺が言ったら霰はこう言った。 「今日も、お兄ちゃんと寝ていい?」 とにこやかに言ってしまったのだ。 霞が凄い形相で睨んでいる。 …止めてくれ…怖いから… 霞が霰を呼び、二人でコソコソ話している。 あんまり変な事吹き込まないでくれよ? と俺は願っていた。
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