いざ、次の街へ

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小屋を創り、ベッドや布団を創った俺は、その他に風呂を創った。 「お兄ちゃん、一緒に入ろう?」 霰の一言に思いっきり吹いた。 …さすがにそれはダメだよ?と断り、霰を先に入らせた。 お湯も魔法で出し、霰は入浴を始めた。 俺はやれやれ、と言いながらもう一つ風呂を創り、俺も入浴した。 上がった俺は魔法で「寝間着」と書き、パジャマのようなものを着て寝る体勢に入った。 一方、霰も上がったようだが、タオル一枚で俺の前に現れた。 「お兄ちゃん、服ないや」 …ちょ…待ってよ…さすがにまずいって… すぐに寝間着の文字を書き、霰に「これで我慢して」と、促す。 霰はその場で着替えようとしたので、俺はすぐに布団をかぶった。 着替えたらすぐに寝るよ。と俺は言い、頭まで布団をかぶっている。 着替えたのか霰が侵入してきた。 「お兄ちゃん、顔赤いね?逆上せたの?大丈夫?」 心配してくれたので何でもないよ。 と言って、目を閉じた。 「お兄ちゃん、可愛いね。」 霰もね。と言って、眠りに着いた… こんな調子で次の街へたどり着いた。 何故か俺はヘロヘロだった。
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