4365人が本棚に入れています
本棚に追加
道中、焦ったり、困ったりで色々大変だったが、なんとか次の街へたどり着いた。
とりあえず、早速俺は休みたかった。
結局、三日間とも霰と寝たのだ。
俺達は、拠点とするため、宿屋を探した。
かなり大きい街で、日も暮れてきていたので、迷いながらも、やっと発見した。
俺達は、早速中に入り、情報を求めた。
宿屋のカウンターのお姉さんに、霞は言う。
「あの~…隣の街から、盗賊退治の依頼を受けて来たのですが…」
宿屋のお姉さんは笑顔になり、「街長(まちおさ)から聞いています。隣街のエルロンのモンスター退治をこなした、と。」
…そういえば、俺達は最初の街の名前を今、初めて知った。
霰は知っていたのだが、俺達は知ってると思ってたらしい。
「あなた方は無料で宿泊させるように。と街長から伺ってます。今日はゆっくりと休み、明日、街長の所へ向かって下さい。」
と宿屋のお姉さんは教えてくれた。
好意に甘え、今日は休むことにした。
最初のコメントを投稿しよう!