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背中に貼り付いている霰を引きずりながら、これからはどうする?と訪ねた。
「お兄ちゃんは?」
霰が逆に聞いてきた。
ズルいよなぁ…
俺は正直、雑貨屋や武具屋を見たい。
霰は「一緒ならどこでもいいよ。ボクは楽しいし」
多分、ニコニコだろう。背後から聞こえる霰の声は嬉しそうだ。
俺は宿屋のお姉さんに道を聞き、二人で雑貨屋に向かった。
だが、広すぎるこの街で俺と霰は道に迷ってしまった。
「お兄ちゃん、迷子になっちゃったね…」
霰も不安がっている。
そんな時、
俺達は『魔法屋』という看板を見つけ、そこで道を尋ねることにした。
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