盗賊退治

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俺は推測を話した。 「俺が思うに、街長さんもかなりの手練れだと思います。 それでも苦戦…ましてや負傷するなんて、更に強いヤツがいる、しかないですよ。 ましてや、街の長をその若さで張ってるんですからトラップ等にかかるとも、思いませんし…」 街長は感心したかのように俺に言う。 「中々の洞察力だな。その通りだよ」 街長は続ける。 「そいつは魔法の類いを使わないんだ。」 俺達は驚いた。 「つまり、ヤツは素の状態で強いんだ。 それにヤツの刀?という剣は魔法ではないから、打ち消せないんだ。」 俺達には衝撃の事実だった… つまり俺達は対抗出来ないかも知れないのだ…
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