2177年12月24日

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やがて、“それ”が“起き上がった” 「なっ!………」 “それ”はコンテナの壁を“またいだ” そして、こっちに向かってくる緑色の曲線がかった“ボディ” その姿はまさに……… 「ザッ……ザ、ムゴッ!………」 「司令!それはいけません!以前作者がそれで強制非公開になったのをお忘れですか!?」 「む…そうだったな。」 司令は手にしていた双眼鏡を覗き込み、 「あのロボットの武器は…手に持っているマシンガンと………ん?あれは斧か?………ますます“あれ”みたいだな………」 と、不意にマシンガンを構えてきた。心なしか、司令部を狙っているように見える。 ダダダダッ! “それ”がマシンガンを発射してきた。 「げっ、迎撃を!………」 そこで司令の意識は肉体と共に砕け散った。 そして、カナン軍の進撃が始まる………
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