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やがて、“それ”が“起き上がった”
「なっ!………」
“それ”はコンテナの壁を“またいだ”
そして、こっちに向かってくる緑色の曲線がかった“ボディ”
その姿はまさに………
「ザッ……ザ、ムゴッ!………」
「司令!それはいけません!以前作者がそれで強制非公開になったのをお忘れですか!?」
「む…そうだったな。」
司令は手にしていた双眼鏡を覗き込み、
「あのロボットの武器は…手に持っているマシンガンと………ん?あれは斧か?………ますます“あれ”みたいだな………」
と、不意にマシンガンを構えてきた。心なしか、司令部を狙っているように見える。
ダダダダッ!
“それ”がマシンガンを発射してきた。
「げっ、迎撃を!………」
そこで司令の意識は肉体と共に砕け散った。
そして、カナン軍の進撃が始まる………
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