永遠の友達

学校生活

その翌日から、相原さんをシカトする事に決まった。

それにやり過ぎなんじゃ…とか思ったけど、反対する気もなかった。

「あ、おはよう～亜紀」
「亜紀、こっち～」

相原さんが私に近付こうとしたら、クラスの子に呼ばれた。
私は下を向いて、その子の所に行った。

その後も何回も、何回も話しかけられたけど…シカトした。
だけど、相原さんは諦めなかった。

「ねぇ、亜紀」
「…………」
「ねぇ、亜紀」
「…………」
「ねぇ、亜紀」
「…………」

…異常だと思う。
誰が見ても同じ事を思うだろう…。
そんな時だった…相原さんが、違うクラスの子達に呼び出しを食らったのは。

「…あの子達、容赦しないだろうな？」
「………相原さん、平気かな？」
「アンタね…」
「だって、あの子達に目、つけられたら…苛め抜かれるんでしょ？」
「自業自得よ、いい気味よ」

深雪の言葉に、私は複雑そうに見ていた。

───翌日、相原さんを呼び出した事が消えた。