プロローグ

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縁「いっつ~。」 縁は倒れて、尻餅を付いてしまっていた。 縁が顔をあげて、何にぶつかったかを確かめる。 そこには季節とはそぐわない、黒いジャケットを着て、頭にはフードを被った男がいた。 縁「あの、大丈夫ですか?」 縁は目の前で倒れている男に急いで近寄り、声をかける。 男「あ~、問題ないよ。」 男は何ともないかのように立ち上がり、パンパンとコートを叩いて、埃を払った。
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