プロローグ

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一通り荷物を拾い終えたあとで、男が言った。 男「そう言えば、君急いでたんじゃないの?」 縁は時計を見て、ハッとする。 すでに時計は一回りして約束の時間とは一時間が過ぎていた。 縁「あ~!!」 男は縁の姿を見て、笑う。 男「ふふ、見てて面白いよ。」 縁「どういう意味ですか!?(笑)」 縁が笑って言う。 男「別に深い意味はないよ。」 2人はまたわらう。 縁「それじゃぁ、私約束があるんで。」 完全に遅刻だけど。 縁は男に一礼してその場を後にしようとしたとき、 男「待ちなよ。」 男が引き止めた。
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