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ゴトゴト…ガガン…。
タケルはベッドで眠い目をこすって体を起こす。
(何か外から音がする…。まさか…泥棒??)
「いってぇ!こんな所に氷張ってるとは…。
おーい!ココ開けたってくれ!」
窓の向こうから声がする。
「タケルくーん。
タケルちゃーん。
タケルどん。
タケルのみかど様ぁ~!」
タケルは恐る恐る鍵を外して、窓をそっと開く。
「ようっ!メリークリスマス!俺サンタ!」
(何、この人…。確かにサンタクロースの格好はしてるけど。おじいさんって感じではない。
それに、今日はまだ23日だ…)
タケル「あの、あなた一体…
うちに何か用ですか?」
サンタ「うん!
まあ、寒いから中入らせてもらうな!」
サンタはタケルの部屋にズカズカと入る。
タケル「えっ!ちょっと!」
サンタはあぐらをかきながら、勝手にエアコンをいれようとしている。
サンタ「うん?寒いし早く窓閉めてよ…」
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