39人が本棚に入れています
本棚に追加
葵と待ち合わせをしていた駅から、電車で30分。徒歩10分の距離に、今日から私たちが通う高校がある。
私と葵は学校に着いた。
校門の所には、教師がたくさんいる。
教師の中の人が、私たちの存在に気付き声をかけてくれた。
教師「おはよう。新入生だな?」
彩「おはようございます。はい」
私は挨拶を言い、教師の質問に答えた。
教師「入学おめでとう。教室まで案内するから着いておいで」
彩「ありがとうございます」
私はお礼を言って教師に着いて行った。
私たちに声をかけてくれた教師は、20代前半ですごくかっこいい人だった。
葵「このセンセかっこよくない?」
葵が教師に聞こえない程度の声で話しかけてきた。
彩「うん。めちゃかっこいい」
葵も私と同じ考えだった。
教師は私たちをクラス表が貼ってある掲示板の所へ案内した。
教師「2人の名前は?」
彩「彼女が夢草で私が月白です」
教師「夢草さんと月白さんな…」
教師は私たちの名前を探してくれた。
教師「あった!2人とも3組で担任は俺だな」
彩「よろしくお願いしますね」
私は笑って言った。
教師「こちらこそよろしくな。俺の名前は芦矢 圭悟(あしや けいご)だ。覚えとけよ!」
私たちは挨拶をした。
教師「じゃあ教室まで案内するから着いておいで」
葵「はーい」
芦矢先生は私たちを教室まで案内してくれた。
葵「ありがとうございました」
お礼を言って私たちは自分の席に移動した。
最初のコメントを投稿しよう!