別れ

27/30
前へ
/232ページ
次へ
おじいさんに悪い気持ちと、もったいない気持ちが交互に押し寄せ、動揺をかくせないままだった。   しかし鈴に迷いはなくて真っ直ぐ差し出されたぬいぐるみは、あの子の手の中に収まった…   「きょうからうさぎさんが、あなたのかぞくだよ」  
/232ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加