別れ

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その一言でぼくはハッとした。   鈴はおじいさんにもらった優しさを、今度は鈴の手で広げようとしている… 父ちゃんが言っていた事を鈴はしようとしている…   それなのに、ぼくはもったいないなんて思ってしまった…   自分が恥ずかしかった。  
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