第2話~刺客~

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前回のあらすじ…極寒の地、南極での任務は失敗に終わった…第十二空撃機動中隊は始末書を書くハメになる。真面目に始末書を書く隊員だが…この物語も以外と真面目に書いてます。 意味プー合宿とやらを終え、家に帰って一人の時間を満喫する俺。したくもない告白やら便所のヘタレっぷりやら共通の趣味を分かち合える者がいなかったおかげでかなりつかれた。 次の日から学校は始まり、ダルダルな生活が結局始まる。俺はもぅ便所と共に行動したくなかったから隣のクラスにいる小学生の時からの友、釈迦と行動する。数日後、釈迦と昼飯を食っていると、俺の所へ一人の女が近づいてくる。誰やったかなぁ…この女、俺に何を言うかと思ったら…この前のクソ合宿で告白させられた女の使者として来たらしい。 「返事、オッケーやって。」 …は?マジすか?何かわからんけど付き合うことになったらしい… 俺、予想外の返事に 「あっ、そうなんや」 って思わず答えてしもた。っつーか返事だすのに人使うなよ。残念なことに付き合うことになってしまった俺…悩むと共にハゲそうや。アデランスにヘアチェックしに行かな!…と思うくらいに困ってもぅた。 家に帰りしばらくボ~っとしていると、電話が鳴った。とってみたら、俺の彼女と名乗る女からやった… 彼女?「次、日曜日遊ばない?」 俺「あぁ~、その日用事があるねん。」 …実際用事なんてないしヒマやってんけどな。俺はどうしても遊びたくなかった。 彼女?「そっか…じゃあ次の日曜は?」 俺「俺、忙しいから無理や。」 …俺から告白しといてすぐに別れると言いだすのは何か相手に悪くて言いにくい。何とか自然消滅に持ち込めればと思っていた。 さらに数日後…俺は彼女?と喋ることもなく逃げるように日々をすごすわけだが、俺が限界やったから彼女?のことをもともと知っている乳拓の彼女である河鮎に相談をした。なぜ付き合うことになったのかを説明したら、そのことを伝えてくれると言ってくれたので、俺は助かった…っつーわけで会話もすることなく別れた。ホンマ悪いことしたなぁ。 …5月には中間試験がある。俺は勉強なぞしない。でも俺は英語と数学だけは90点超えていたはず。 …6月には文化祭が始まる。だから試験が終わるとすぐ準備に取り掛かる。学校行事に興味のない俺にはどぅでもいいことやった。でもこの文化祭の準備がキッカケやったんやろな…アイツと出会えたんは…  
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