兎にも角にも必死

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男「‥なのに‥なんだって又‥よりによってこんな日に呼び出さなくたって‥」 俺の目の前の男が苦々しい表情で愚痴っている‥ 俺「まぁ、そう言うなって!こんな日だからこそ! 独りっ切りってぇのは‥分かるだろ? ってか、お前だって、今日辺りは予定なんか無いんだろうに!」 男「そりゃまぁ‥そうですけども‥だからと言っても‥常識ってモンが‥」 俺「いちいち、ウルサいねぇ(ムカッ!) 嫌ならサッサと帰れよ!要らねぇよ!お前なんか‥」 男「(呆れ顔)自分で‥自分で勝手に無理やり呼び出しておいて! 帰れよとは何ですか!(怒) コッチだってね!色々と都合を付けてから出て来たんですからね!」 俺「なんだぁ!?逆ギレすんのかよ!お前!? 呼び出しくらって、出て来たんなら、素直に言うことを聞けよ! 何だよ!その恩着せがましい態度はよ!」 男「わざわざ、出向いてみたら‥ハッ! 寂しい独り者の[酒の相手]をしろ、だなんて‥馬鹿馬鹿しい限りですよ!まったく!!」 俺「だから、嫌なら帰れよ! 嫌々、相手になんかされたら余計に惨めになるだけじゃねぇか!!(激怒) 酒が不味くなる!消えちまえよ!」 男「えぇ、それが[望み]とあらば、従いますよぉ?私は! けど、本当に良いんですね!? その[望み]で?‥」 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 男「‥まったく、最近のヤツと来たら‥ロクな人間じゃ無い‥ うへぇ‥讃美歌かよ(汗) 早い所、魔界に帰ろう‥ じゃ、契約通りに‥[望み]を叶えた[代償]に‥魂を頂きましたから‥ ‥安っぽい魂だなぁ‥コレ‥(ため息)」 男の姿が消える‥ END
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