52人が本棚に入れています
本棚に追加
光太達はメフィーストに連れられ、ヴィギーニ城の大食堂にやってきた。
壁には鎧や彫刻などが飾られており天井にはさっきの部屋で見たような石がたくさん散りばめられており光っていてそれが電気のかわりになっていた。
そして大食堂の中央には細長いテーブルがありそこに光太達と同い年くらいの金髪の少年が座っていた。
「さて、今ここに座っているのは一応この国の王子のハンスじゃ。」
するとハンスは立ち上がりメフィーストに向かって文句を言った。
「なんだよ一応って!」
「だってお前、今までワシが見てきた王子の中で一番といっていいほど王子っぽくないんじゃもん。」
「なんだよそれ!くそ~ジイめ。後で覚えてろ!!
まぁとにかく俺はハンスって言うんだ。俺は王子だけど普通にハンスって呼んでいいからね。」
最初のコメントを投稿しよう!