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そして授業は進み、遂に実技の時間となった。
実技の授業は体育館に移動のため、直矢は今だに寝てる真一を起こしてやった。
真一『あ~、よく寝た!今からなんの授業なん?』
直矢『菊地の実技だよ!いつまで寝てんだよ!!』
結衣『二人共、早く行かないと遅刻するわよ。』
真一達三人は体育館に向かった。
ただその移動中に真一は魔道具を家に忘れたことを思いだし、極度の緊張で腹痛に襲われていた。
真一『腹痛いから、保健室行っていい?』
結衣『却下!!』
結衣の返事は即答だった。
直矢『結衣ってほんと、真一には厳しいよなぁ~。それも真一に対する愛か?』
直矢の顔はニヤニヤしている。
結衣『あんた顔潰すわよ!?』
結衣は照れるどころか、恐ろしい形相で直矢を睨んでいた。
直矢『ゴ、ゴメンナサイ‥』
直矢は身の危険を感じてすぐ謝った。
真一『ギャハハハハ‥』
真一はそんな二人のやり取りを見て笑っている。
結衣『あら?あんた腹痛はどうなったの?』
真一『なんか二人の会話聞いてたら治った!』
結衣『あらそう‥』
結衣は呆れた感じでそう言った。
そんなやり取りをしながら三人は体育館に着いた。
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