イブの告白

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今日はクリスマスイブだ。 もう、女性として生活するのに苦労しないくらいの用意は大体終わらせている。 「暇だなぁ……」 今日は休みだから、何もすることなんて無い。バイトでもやれば良かったな。 「ん?メールだ……」 見ると、毅からだ。どうしたんだろう? 『件名:クリスマスなわけだが 本文:やっほー。拓美ちゃん。元気にしてる?ところでさ、今一人で暇なんだけど、今から俺んち来ない?良い返事待ってます。ノシ』 毅の家には、何度か行ったことがあるので、場所は分かる。 する事もないし、毅の誘いを断る理由も無い。
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